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予報・富士山



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大会名

第12回世界選手権

開催国
スペイン

エリア
ピエドラヒタ

期間
7月3日〜7月16日

< 成績 >
総合 104位 (148人中)
女子 8位 (22人中)



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【概  要】
残り少ないパラグライダー競技生活の中で、一番とりたいタイトル、それが世界選手権です。
それは競技をするパイロット、誰もが夢見ていることだとは思いますが、可能性があるなしで言えば、自分はかなり可能性がある方だと自負しています。
今回は、2009年のワールドカップ優勝でつけた自信を胸に、グライダーは最新の最高性能機・オゾンR11を用意して、万全の体制で臨んだ大会でした。

ところが、思いもよらぬ失敗に躓き、その後重大事件の発生で何も発揮できぬまま終焉を迎えてしまい、とても残念な結果となってしまいました。
初日はいきなり154Kmのロングタスクが組まれました。
私はレース中盤頃、集団から遅れてしまい、1人旅に苦しみましたが、なんとかゴールを決めました。

ところが道中、飛行場周辺の飛行禁止区域を通っており、まさかの0点スタートとなってしまったのです。
2日目は順調に駒を進め、そこそこの順位でゴールを決めました。
さあこれから巻き返しを、と意気込んでいたのですが、なんとこの日、アルゼンチンとチリのパイロットが墜落し亡くなってしまったのです。
事態を重く見たCIVLは、世界選手権でのコンペ機でのフライトを禁止する裁定をし、この時点で選手権は終了となってしまいました。

この問題は今後どう展開していくのか、私たちが乗るグライダーはどうなっていくのか、いまだに先は見えていませんが、自分の目標に変わりはありません。
その時々に合わせたグライダーを乗り継いで、優勝目指して精進していきたいと思います。